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青森は9月というのに最高気温が28度だった。暑い日にはサイダーが一番というわけでもないが、アスパム(青森観光物産館)の青森県地場セレクトで朝日サイダーと小関サイダーを飲んだ。どちらも無色透明で、炭酸と香料の混じった甘みがストレートに出ている感じ。今ならもう少しおしゃれな味に仕上げているのだろうが、あまり手を掛けていないシンプルな味わいがいい。三ツ矢サイダーのネームが入ったガラス瓶と昔ながらのラベルが郷愁を誘う。朝日サイダーは明治30年(1897年)の創業だというから100年以上も生き抜いてきたことになる。誕生した頃はハイカラな飲み物だったに違いないし、大正を経て昭和も高度成長期までは涼を呼ぶ夏の飲み物として支持を集めた。しかし、平成の今、ふるさとの地サイダーは昭和そのも
のを瓶詰めにした懐かしい飲み物になってしまった。麗郷の夫婦食堂で出てきたらピッタリしそうな雰囲気ではないか。朝日サイダーが炭酸、甘みとも強めかな。すっきり感では小関サイダーに軍配を上げたい。1本100円。その場で飲むとビン代10円を返してくれるので90円也。写真は左から小関サイダー、朝日サイダー、津軽さくらサイダーの順。機会があれば、平成生まれの能古島サイダーと比べてみたい。
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